【注意】保育士1年目で辞めたいときに考えること!後悔しない選択が大切

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保育士1年目辞めたい
悩む保育士

保育士1年目だけどもう無理。辞めたい。

  • 保育士1年目だけど毎日つらくて辞めたい
  • 保育士に向いていないと感じる
  • このまま保育士として働けるか不安

保育士1年目は覚えないといけないことや仕事量も多く、上手く子どもたちと関われなかったり、動けなくて大変な思いをしている方も多いのではないでしょうか?

理想の保育士像と現実のギャップにもう辞めたいと考える人も少なくありません。

  • 保育士1年目の離職率は意外と高い
  • 保育士1年目で辞めたい場合に考えること
  • 保育士1年目で辞めるメリット・デメリット

本記事では、保育士1年目で仕事を辞めたいと考える方に気をつけるべきことやメリット・デメリットについて解説します!

失敗や後悔しない選択をするためにもぜひ最後までご覧ください。

筆者みちママのプロフィール
  • 保育士歴10年以上・現役保育士
  • 保育士⇒介護事務⇒保育士の転職経験
  • 保育園、小規模保育園、乳児保育園で勤務経験あり
みちママ
目次

保育士1年目で辞めたいと思い、実際に辞める人の割合

保育士1年目辞めたい、離職率

保育士になり1年も経っていないのに辞めたいと悩む方はとても多いです。

保育士の理想と現実のギャップや仕事量の多さ、人間関係などを理由に保育士1年目で辞める人は実はたくさんいます。

みちママ

保育士の離職率について解説しますね!

保育士1年目の離職率

厚労省の調査では、新卒保育士の「4人に1人」が1年以内に退職している。

また、5年間で「約半数が離職」し、現職の保育士の約50%が、勤続5年未満といわれている。

引用元:新人保育士の早期離職に関する実態調査

保育士として働き始めて1年で辞めたいと考えるなんてダメな自分だ…と悩む方もいるかもしれませんが、保育士1年目の離職率は全体の25%ととても高く4人に1人が辞めているのが現実です。

保育士の5年以内の離職率

離職率の高い保育士では、働き始めてから5年以内に約50%もの保育士が離職するといわれています。

自分の周りの同僚や友人で退職した保育士がいないと不安になるかもしれませんが、5年以内に約半数の保育士が辞めているのが離職率の高い保育士の現状です。

みちママ

私の保育科短大時代の友人も3年目ぐらいに辞める子が多かったです!

保育士1年目で辞めたい場合に考えること

保育士1年目辞めたい、考えること

保育士1年目で辞めたいと思った時に重要なことは、「どのようなことが嫌で辞めたいのか。」をしっかりと考えることです。

辞めたいと思う原因を考えることによって、他の職場でその原因が改善されるのか、保育士を辞めるべきか判断ができるからです。

保育士に向いていない

毎日、子どもたちと接することは楽しいですか?

子どもの泣き声を聞きたくない、子どもの気持ちを考えたくない、一人ひとりの気持ちに寄りそって受け止めるなんてムリ、担任としてクラスをまとめるなんてしんどい…と感じたら、この先も保育士として働くのはつらいと思います。

保育士に向いていないからといって自分はダメだと落ち込むことはありませんよ、誰だって向き不向きがあります。

早く気づけたことによって、自分のやりたい仕事、働きやすい職場を見つけるチャンスが広がります。

みちママ

保育科短大時代の友人でも、保育士になる前の実習の時から向いていないと感じ始めて1年目で辞めた人は多いです。

人間関係がつらい

保育士の退職理由

引用元:厚生労働省

保育士の退職理由で1番多いのは職場の人間関係です。

  • 園長先生が怖い
  • 主任先生と合わない
  • 先輩保育士にいじめられている
  • 同僚保育士から陰口を言われる

保育士として働くには職場の人間関係はとても重要です。

日頃の保育や行事などで保育士間の協力が必要になることも多く、複数担任クラスの担任に苦手な保育士とペアになる可能性もあります。

人間関係に悩む場合はクラス配置などを配慮してもらえる可能性もあるので、悩みの原因を上司に相談することをおすすめします。

仕事量が多い

保育士は保育以外にも個人記録などの書類作成、製作の準備、行事の準備など仕事量がとても多いです。

勤務時間が終わっても毎日残業をしていたり、持ち帰り仕事をしていたり、勤務時間外に研修に参加することも多いのではないでしょうか?

私立保育園の場合はそれぞれの保育園によって、仕事量も多きく異なります。

小規模保育園のように行事が少なく残業や持ち帰り仕事がほとんどない場合や、残業は多いけれどしっかりと残業代を支払ってもらえる保育園もあります。

  • 残業や研修に積極的に参加して保育士として勉強したい、成長したい
  • 仕事よりもプライベートの時間を大切にしたい

人それぞれ考え方は違うので、自分に合っていない保育園で働いていると精神的にもつらいですよね。

今働いている保育園が自分の理想の働き方と異なる場合は、自分らしく働ける保育園を求めて転職を考えるのも選択肢の一つです。

保育士1年目で辞めるデメリット

保育士1年目辞めたい、デメリット

保育士1年目で仕事を辞めるということは、その後の転職活動などに影響がでないか不安ですよね。

保育士1年目で仕事を辞めることによって起こりうるデメリットを紹介します。

転職活動の面接で退職理由を聞かれる

新卒1年目~3年目の間に退職し、再び就職活動をする人を「第二新卒」と言い、「第二新卒」向けの求人があったり積極的に採用する法人も多いので転職活動において不利になることはありません。

しかし、採用試験の面接などで「なぜ前の職場を1年で辞めて転職しようと思ったのか?」と退職理由を聞かれる場合が多いのでしっかりと答えられるようにする必要があります!

転職理由は前向きに、プラス要素で答えると相手にも良い印象が伝わります。

 転職理由の例文
  • 保育士以外に挑戦してみたい仕事がみつかった
  • 食育を積極的に行っている保育園で働きたいと思った
  • 自然あふれる園庭で、裸足保育を行っている点に興味があった

親や周囲の人からの反応が悪い

保育士1年目で辞めたいということを親に相談すると「まだ1年しか働いていないのに!」「なんて根性がないんだ!」と叱られる可能性はとても高いです。

50代や60代の親世代はいわゆる終身雇用の時代で、「いい会社に入って働き続ける」ことが人として望ましい働き方とされていました。

しかし時代は変わり、現代では女性も産休・育休を取得して働き続ける時代です。

嫌な職場で無理をして働くよりも、自分に合った長く働ける職場を見つける方が長い目で考えると良い選択になりますよ。

みちママ

日本の夫婦の約7割は共働きです。結婚をしない可能性も結婚後も働き続ける可能性もあるので、自分に合った働きやすい職場を見つけることが大切です!

保育士1年目で辞めるメリット

保育士1年目辞めたい、メリット

保育士1年目で転職することは、不安も多いと思いますがメリットもあります。

メリット・デメリットをしっかりと把握したうえで、後悔のない選択をしてくださいね!

無駄な年月を費やさないで済み、選択肢も多い

保育士1年目で辞めるという判断をすることで、早めに自分の働きやすい職場、やりがいが見つかる職場に向かって方向転換できます。

新卒1年目~3年目の間に退職し「第二新卒」になると、「第二新卒」向けに多くの企業や保育園が注力して採用活動をしているので転職先の選択肢も多いです。

私は保育士7年目に一度保育士を辞めて異業種に転職しましたが、20代後半で転職活動をして苦労したので正直もっと早く転職すれば良かったと後悔しました。

自分の心と体を守れる

無理をして嫌な職場で働き続けていると、心や体を壊してしまう可能性があります。

  • 仕事のことを考えると憂鬱な気分に
  • 朝出勤する前に気分が悪くなる
  • やる気が出ない、何も楽しくない

このようなことはありませんか?

自分は大丈夫と思っていても、知らず知らずのうちに無理をしている可能性もあります。

限界が来る前に早めに仕事を辞めることによって心と体を守ることができますよ。

自分に合った保育園を探すことが出来る

私が転職をして感じたことは、保育園によって雰囲気や仕事量が全然違います。

保育園と一言で言っても、小規模保育園、院内保育園、企業内保育所といろいろな種類があり、それぞれ特徴も異なります。

今働いている保育園で働くのがしんどい場合は、他の保育園を調べてみると自分の理想の働き方ができる保育園を見つけられる可能性も高まりますよ!

私は全学年の担任経験がありますが、幼児担任が本当にたいへんで特に卒園児の担任にはもうなりたくないと思いました。

現在は2歳児までしかいない保育園で働いていますが、行事などの負担も少なく本当に転職して良かったです!

みちママ

5歳児クラスの担任は仕事量も一段と多く、私にはもう無理です…

まとめ:辞めたい原因を考え、自分に合った職場を見つけよう!

保育士1年目で辞めたいと考える方に向けて、辞めたい原因をしっかり考えることの重要さやメリット・デメリットについて解説しました。

辞めたいと思う原因を考えることによって、他の職場でその原因が改善されるのか、保育士を辞めるべきか判断ができるので後悔をしない選択をするためにも自分の現状としっかりと向き合うことが大切です。

保育士1年目で辞めることはもちろんメリット・デメリットがあります。

  • 転職活動の面接で1年目に辞めた退職理由を聞かれる
  • 親や周囲の人からの反応が悪い
  • 無駄な年月を費やさないで済み、選択肢も多い
  • 自分の心と体を守れる
  • 自分に合った保育園を探すことが出来る

離職率の高い保育士は保育士を辞める人も多いですが、小規模保育園や院内保育園など自分に合った保育園で働くこともできます。

メリット・デメリットを把握して、自分の人生に後悔をしない選択をしてくださいね!

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