
保育士の担任がしんどいです。
- クラスをうまくまとめることができないので担任がつらい
- 毎日仕事量が多く、担任の仕事に疲れた
- 担任として、子どもたち全員の命を預かる責任が重い
保育士の担任の仕事は、子どもたちの大切な命を預かる責任が重い仕事です。
クラスをまとめることがつらいと感じたり、仕事量が多くて大変すぎると感じる方も多いのではないでしょうか?
- 保育士の担任はしんどい、辞めたいと感じる理由
- 保育士の担任がしんどい、辞めたい場合の対処法
- 保育士の担任にならないおすすめの働き方
本記事では、保育士の担任がしんどいと感じる方に向けて、辞めたいと感じた時の対処法や保育士の担任にならないおすすめの働き方を紹介しています。
毎日つらい思いをしながら働くよりも、自分に合った働き方で自分らしく働いた方が充実した毎日になりますよ!
- 保育士歴10年以上・現役保育士
- 保育士⇒介護事務⇒保育士の転職経験
- 保育園、小規模保育園、乳児保育園で勤務経験あり


保育士の担任はしんどい、辞めたいと感じる理由


保育士の担任がしんどい、辞めたいと感じる理由をまとめました。
- 子どもをまとめるのが大変
- プレッシャーが大きい
- 休みがとりづらい
- 複数担任をまとめるのがつらい
- 仕事量が多すぎる



1つずつ詳しく解説していきますね!
子どもをまとめるのが大変
担任として、クラスの子どもたちをまとめることはとても大切です。
- 他の先生のクラスはまとまっているのに自分のクラスはまとまっていない
- 子どもたちと信頼関係が築けない
- 子どもたちは言うことを聞いてくれないし自信がなくなる
このように自分のクラスをうまくまとめられないと自信もなくなり担任がつらいと感じたり辞めたくなる原因にもつながります。
プレッシャーが大きい
担任の仕事はプレッシャーがとても大きいです。
子どもたちがどのような成長をしてほしいかという計画をしっかりと立て、子どもたちがねらいで描いた姿になれるように毎日どのような活動をするか考える必要があります。
- 子どもたちがどのように成長してほしいかねらいを考えるのがしんどい
- 運動会などの行事で子どもたちの成長した姿を見てもらうのがプレッシャー
- 保護者会などで担任としてしっかりと対応できない
担任として子どもたちの発達の援助をするためにねらいを考えたり、保育計画をたてたり、本当に大変です。
休みがとりづらい
担任をしていると休みがとりづらいですよね。
休む場合は代わりにクラスに入ってもらう保育士に子どもたちの様子を伝えたり、どのように過ごしてもらうか一緒に考えたりと事前の引継ぎが大変です。
また、休んだ時に代わりに入ってもらった保育士に「もっとこうしたほうがいい。」などと保育の指摘をされるのもしんどいですよね。
複数担任をまとめるのがつらい
乳児クラスは複数担任の場合が多いため、担任をまとめる必要もあります。
複数担任の場合は一人ひとり保育に対する考え方も異なるので、うまくまとめることがとても大変ですよね。
自分より年齢も経験年数も多い補助の保育士ともうまく協力して保育をしていく必要があるので、うまく人間関係を築くことができないと複数担任になるのは本当に大変です。
仕事量が多すぎる
担任の仕事量はとても多いです。
- 年間計画、月案、週案、個人記録などの書類
- 行事の準備
- 毎月の製作準備
- 保育室の壁面装飾
- 毎日の保育計画と準備
- クラスだよりの発行
勤務時間中は子どもたちの保育をして、勤務時間が終わると書類の作成や翌日の保育の準備をすることも多いです。
プライベートの時間にも、明日は子どもたちと何をして過ごそう…と考えることはないですか?
このよう仕事量が多く忙しい日々を過ごしていると、もう担任はしんどくて辞めたいと思ってしまいますよね。
保育士の担任がしんどい、辞めたい場合の対処法


保育士の担任は肉体的にも精神的にも本当にたいへんな仕事です。
「もう毎日しんどいな、辞めたいな。」と思った時に状況を改善するためにできる対処法を紹介します。
先輩や同僚に相談する
担任の仕事量が多い保育園で働いている場合は、先輩や同僚も同じようにたいへんな思いをしている場合が多いです。
相談することでつらい思いをしているのは自分だけではないと感じたり、みんなで協力できる仕事もあると思うので思い切って「最近ちょっとしんどいです…」と相談してみると自分では分からなかった気づきがあると思いますよ。
負担が大きい仕事がある場合は、みんなで話し合って主任や園長に相談することもおすすめです。
働く環境を変える
保育園によって大切にしていることは異なり、運動会やお遊戯会など行事に力を入れている保育園もあれば、行事はほとんどない保育園もあります。
今働いている保育園は、自分に合っていますか?
私は保育科短大を卒業してから7年間ずっと同じ私立保育園で働いていましたが、その後転職をして他の保育園で働きはじめたときに「こんなにも違うんだ!」と驚いた経験があります。
- 研修などにたくさん参加して知識を深め、園長になりたい
- 仕事は無理なくのんびり働いて、プライベートの時間を大切にしたい
一人ひとり大切にしていることは異なるので、自分に合った環境で働くことで充実した毎日を過ごせますよ!



担任の仕事の大変さも、保育園によって全然違います!
保育士の担任にならないおすすめの働き方


保育士になったら担任にならなければいけないということはありません。
保育士として担任にならない働き方もあるので、おすすめの働き方を紹介します。
小規模保育園で働く
小規模保育園は定員が6~19人の少人数で運営されている保育園です。
年齢ごとにクラスが分かれておらず、異年齢で1つの保育室で保育が行われている場合が多いので担任はありません。
主任やリーダー保育士にならなければ、自分がクラスをまとめたり引っ張っていく必要もないので、クラスをまとめるのが苦手という方におすすめの保育園です。
企業内保育所で働く
企業内保育所とは企業で働く従業員が就業中に子どもを預けられるように、社内や近隣に設ける託児施設のことです。
従業員の子どもを対象にしているので定員が少なく、託児所なのでクラス分けもない場合が多いです。
運動会やお遊戯会などの大きな行事がないので、担任として行事の準備に追われたり行事を成功させないといけないというプレッシャーもありません。
契約社員として働く
保育士の契約社員とは雇用期間に定めがある「有期労働契約」を結んで働く保育士です。
労働時間はフルタイム勤務となり、正社員のサポート的な役割が多いです。
私は保育科短大を卒業して働いた保育園では、正社員として採用されず契約社員でした。
私立の保育園でしたが次のような待遇です。
- 日給1万円以上、ボーナスなし
- 経験年数により昇給あり
- 定員200人程の保育園で4人の契約社員の保育士がいた
- 幼児クラスの1人担任なし、乳児クラスの複数担任あり(リーダーはなし)
正直にいうと契約社員は負担も少なくとても働きやすかったです。
私は同じ保育園で再び採用試験を受けて正社員になりましたが、働きやすいのでそのままずっと契約社員の保育士も多いです。
幼児クラスの担任にもならず、正社員と同じような負担もなく、産休育休も取得できます。
プライベートの時間を大切にしたい方にはおすすめの働き方ですよ。
まとめ:自分に合った働き方で無理せず働くことが大切です!
保育士の担任がしんどい、辞めたいときの対処法について解説しました。
保育士の担任は本当にたいへんな仕事です。
- 子どもをまとめるのが大変
- プレッシャーが大きい
- 休みがとりづらい
- 複数担任をまとめるのがつらい
- 仕事量が多すぎる
これらの理由から、保育士の担任を辞めたいと考える人も少なくありません。
毎日毎日つらい思いをして働くよりも保育士として担任にならない働き方もあるので、自分に合った働き方を見つけて充実した毎日を過ごすようにしましょう!
- 小規模保育園で働く
- 企業内保育所で働く
- 契約社員として働く
担任にならない働き方で、毎日無理なく働ける職場はたくさんありますよ!
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