【体験談】HSPは保育士に向いてないのか?働きやすい環境で無理せず働く方法!

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HSPは保育士に向いていない
悩む保育士

HSPなので保育士の仕事がつらいです。向いてないですか?

みちママ

私もHSP気質なので自分が働きやすい環境を見つけるために苦労しました。

  • 上司や同僚の顔色を伺いすぎて気疲れしてしまう
  • 他人から嫌われるのを恐れて、自分の意見や本心をなかなか言えない
  • 些細なことで落ち込んだり「考えすぎだよ」と言われることがある

このように感じることが多い方はHSP気質かもしれません。

HSPだと、人と関わることの多い保育士の仕事は向いてないと思う方も多いのではないでしょうか?

  • HSPの保育士に向いていないのか?
  • HSPの保育士が仕事で悩みやすいこと
  • HSPの保育士が働きやすい職場

本記事では、HSPの保育士が悩みやすいポイントについて具体的な解決方法などを紹介しています。

最後まで読めば、今よりも精神的に楽になり、自分らしく働くことができる職場についても分かりますよ!

筆者みちママのプロフィール
  • 保育士歴10年以上・現役保育士
  • 保育士⇒介護事務⇒保育士の転職経験
  • 保育園、小規模保育園、乳児保育園で勤務経験あり
みちママ
目次

HSPは保育士に向いていないのか?

HSPは保育士に向いていない①

HSPの傾向があると感受性が強く敏感なため、保育士の仕事は向いていないと思われる方が多いと思いますがHSP気質が保育士にとってプラスに働くこともありますよ!

  • 子どもの気持ちや考えに共感することができる
  • 子どもの体調不良など些細な変化にも気づける
  • 製作や壁面装飾など細かい作業が得意

上記の内容について詳しく解説していきます。

子どもの気持ちや考えに共感することができる

感受性が強く、映画やドラマを見て泣くことが多いHSPは共感力がとても高いです。

共感力は保育士にとってとても大切な特性の1つです。

子どもの目線に立って、子どもたちと同じように笑い、子どもたちと同じように悲しむ中で信頼関係が築かれていきます。

みちママ

保育士にとって子どもたちと信頼関係を築くことはとても大切です!

子どもの体調不良など些細な変化にも気づける

HSPは周囲の情報を敏感に感じ取るため、些細な変化にもよく気がつくことが多いです。

そのため、まだ言葉で自分の体調不良や感情を伝えることが難しい子どもたちの表情から、些細な変化や気持ちを察することができます。

子どもたちの体調や気持ちの変化に敏感なことは、対人関係の洞察能力が高いHSPの長所で保育士として活かせる特性の1つです。

製作や壁面装飾など細かい作業が得意

繊細で内向的なHSPですが、創造力が豊かで細かい作業が得意な場合が多いです。

製作の準備や壁面装飾など細かい作業が多い保育士ですが、この作業が得意ということは保育士にとって強みになります。

非常に豊かで柔軟な発想力は子どもたちと一緒に遊びを楽しんだり、製作や壁面装飾の作成に役立ちます。

みちママ

私はひとりで黙々と壁面装飾を作成したりするのが好きです!

HSPの保育士が仕事で悩みやすいこと

HSPは保育士に向いていない②

HSPが保育士の仕事をしていると悩むことがとても多いと思います。

保育士を続けるうえで悩みやすいポイント4点について具体的に解説します。

  • 保育士の人間関係
  • 仕事の失敗を恐れたり、引きずる
  • 保護者との関係性
  • 仕事を抱え込む

1.保育士の人間関係

HSPは他人の顔色を伺いすぎて気疲れしやすい特徴があります。

女性が多い保育士の現場において、人間関係は大きな悩みの1つです。

  • 陰で悪口を言い合う
  • 周りの同僚への過剰な気遣い
  • 自分の意見が言えない

園の雰囲気や、職員同士の関係性が悪い保育園で働くのは精神的に本当につらいですよね。

私が働いていた保育園では、いじめなどはなかったのですが同年齢の保育士が多く「○○先生のクラスは落ち着いていないよね!」などと陰で言い合っている保育士が多く、自分の保育を否定されているようでとても嫌でした。

2.仕事の失敗を恐れたり、引きずる

他人からの評価や嫌われることを恐れるHSPは、仕事で失敗をすることをとても恐れます。

保育士の仕事のミスは子どもたちのケガや命の危険にも繋がるので、失敗することをとても恐れ何回も確認したり、不安で眠れなくなることも。

また、ミスをして園長や主任に怒られた場合は「自分なんてもうダメだ…」と落ち込んで長時間ひきずってしまうのもHSPの特徴のひとつです。

みちママ

ちょっとしたミスや失敗が子どもの命の危険に繋がることもあるので、本当に注意が必要です!

3.保護者との関係性

保育士は同僚だけでなく保護者との人間関係もとても重要で、いろいろな性格の保護者の方がいるので顔色を伺いすぎると疲れてしまいます。

送迎時の態度がいつもと違ったり、挨拶をしたのに無視をされたりすると1日中気になってしまいモヤモヤすることも。

HSPは感受性が強く敏感なため保護者のちょっとした態度で、「何か悪いことをしてしまったかな…」と落ち込んだり悩んでしまうことも多いです。

4.仕事を抱え込む

HSPは仕事を頼まれたら断れず引き受けてしまい、無理をして頑張りすぎてしまう傾向にあります。

また、一人で仕事を抱え込んでいても先輩や同僚に「手伝ってほしい」と頼むことが難しいので、自分がやればいいか…と結局一人で頑張りすぎてしまいます。

私も複数担任でペアを組んでいた後輩に上手く仕事を振ることがでできず、自分でやった方が早いし気が楽だと思い仕事を抱え込むことが多かったです。

みちママ

人に何かを頼むのって勇気が必要ですよね…

HSPの保育士が働きやすい職場

HSPは保育士に向いていない③

HSPは働く中でいろいろな悩みを抱えてしまうことも多いと思います。

私も保育士でいることに疲れて他の仕事に転職したり、保育士としていろいろな職場で働いた経験があります。

無理をしてつらい職場で働き続けることによって精神的に追い込まれたり不安定な気持ちで毎日過ごすよりも、自分らしく働ける職場を見つけることが大切ですよ!

少人数でゆったりとした保育園

他人の顔色を伺いすぎて気疲れしたり、考えすぎてしまうHSPは人数の多いマンモス保育園ではストレスを抱えやすいです。

クラスが多いと同じ学年同士比べられたり、同年齢の保育士が多いと女性特有のめんどくさい人間関係にまきこまれることも。

少人数でゆったりとした保育園では、子どもたち一人ひとりの気持ちを受けとめゆったりとした保育ができるのでHSPにはとてもおすすめです!

しかし、保育士も少人数しかいない場合は合わない保育士やキツイ保育士がいるととても働きにくいです。

保育園の求人を探すときは、園見学に行ってしっかりと保育園の雰囲気を確認するようにしましょう。

行事が少ない保育園

「自分がやればいいや。」と一人で頑張り仕事を抱え込みやすいHSPは、激務の保育園は苦手な環境のため避けた方が良いでしょう。

行事が少ない保育園なんてあるの?と不思議に思うかもしれませんが、小規模保育園や企業内保育所では運動会やお遊戯会などの大きな行事がない場合が多いです。

実際に私が現在働いている保育園でも運動会はありません。

運動会がないだけで、精神的にも肉体的にも本当に楽ですよ!

  • 運動会の準備に追われて残業や持ち帰り仕事
  • 子どもたちと一緒に毎日かけっこやダンスの練習
  • 運動会当日のプレッシャー

これらがないだけで本当に働きやすいです。

今、忙しい保育園で働いていて毎日疲弊している方は行事の少ない保育園を探してみましょう。

保育士資格を活かせる仕事

ストレスを感じることの多い保育士の仕事に疲れてしまった場合は、異業種に転職するのも選択肢のひとつです。

保育士経験しかないと、他の仕事なんてできないのではないか?と不安に思う方も多いと思いますが、保育士以外にも保育士資格や経験を活かせる仕事はたくさんあります。

私自身、異業種に転職した経験がありますが保育士とは全く異なる世界でとても楽しかったですよ。

保育士から異業種に転職することはとても勇気が必要だと思いますが、保育士としてつらい日々を過ごしているのなら自分らしく働ける職場を探してみましょう。

みちママ

異業種へ転職して定時ピッタリに毎日帰宅でき、給与もUPして大満足でした!

まとめ:HSPが活かせる職場で無理なく働こう!

HSPは保育士には向いていないのか解説してきましたが、HSP気質が保育士にとってプラスに働くこともあります。

  • 子どもの気持ちや考えに共感することができる
  • 子どもの体調不良など些細な変化にも気づける
  • 製作や壁面装飾など細かい作業が得意

これらの特徴を活かして保育士として働きましょう。

しかし、HSPの傾向があると感受性が強く敏感なため、合わない職場で働き続けると精神的に追いつめられてしまうことも。

一言で保育園といっても、それぞれ大切にしていることや規模なども大きくことなります。

毎日つらい思いをして働くよりも、自分のために自分に合った保育園や仕事を探してみましょう。

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