
保育士の妊娠報告は何週目がいいのか?
気をつけることはある?



私が妊娠中に大変だったことを紹介しますね!
保育士として働いている時に妊娠をすると、園長や主任、同僚への妊娠報告は何週目がいいのか、仕事をする中で気をつけることはあるのか、と悩むことが多いのではないでしょうか?
私も妊娠した時はとても嬉しかったのですが、子どもたちを抱っこしていいのか、走ってもいいのか、つわりが辛いときはどうしよう…と不安な気持ちになりました。
- 保育士の妊娠報告は何週目がいいのか?
- 保育士の妊娠、気をつけること
- 【体験談】保育士の妊娠、実際に大変だったこと
本記事では、実際に保育士として働いている時に妊娠をした現役保育士が、記事の前半では「妊娠の報告の時期や気を付けること」、後半では「私が妊娠中に大変だった体験談」を紹介していきます。
この記事を読めば「妊娠したけど、上司や同僚にいつ報告したらいいんだろう?」という不安や、大事な赤ちゃんと自分の体を守るために気を付けるべきことが分かります。
後悔しない妊娠生活になるように、少しでも参考にしていただけると嬉しいです。
- 保育士歴10年以上・現役保育士
- 保育士⇒介護事務⇒保育士の転職経験
- 保育園、小規模保育園、乳児保育園で勤務経験あり


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保育士の妊娠報告は何週目がいいのか?


妊娠安定期とは、妊娠初期の不安定な体調やつわりの症状が落ち着いてくる時期をさします。
具体的には妊娠5カ月(妊娠16週)を迎えた頃を指しますが、安定期まで上司や同僚に報告をせずに働いているのはとても大変です。
体に変化が出てくると体を動かすことが多い保育士は、仕事が辛いと感じる状況も増えてきますよ!
妊娠が発覚した時点、心拍が確認できる「妊娠6週目」あたりに園長や主任に伝えましょう。
保育士の妊娠報告は園長・主任には早めに伝えましょう
早めに伝えておくことで、急な体調変化にもすぐに対応してもらうことができるからです。
休んだり、早退をすると迷惑がかかるから…と無理をして頑張りすぎないためにも、体調不良の時にすぐに対応できる体制を整えてもらうために、まずは直属の上司となる主任や園長に早めに伝えることが大切です。
万が一、流産をしてしまった場合でも、妊娠を伝えていることで体や心のケアを大切にしてくれます。



つわりは急に始まるので早めに伝えておくことで、体調不良も伝えやすいですよ!
保育士の妊娠、仕事中に気をつけること


保育士は子どもたちと一緒に走ったり、踊ったりと思いきり体を動かして遊んだり、泣いている子どもを抱っこしたり、乳母車を押したりと体を動かして働くことがとても多いです。
後悔しない妊娠生活になるように仕事をする際、特に気をつけるべき5つの事を紹介します。
- つわりがつらいときは無理をしない
- 流産しないように気をつける
- 感染症にかかりやすくなるので気をつける
- 保護者への報告は園長や主任と相談してから
- 周囲への配慮を忘れないように
①つわりがつらいときは無理をしない


妊娠するとつわりの症状や頭痛、眠気といった体調不良が見られる人も多数います。
無理をして働き続けても仕事に集中できなかったり、自分の体調の事で精一杯だったりと、子どもたちの安全への配慮が行き届かない場合もあります。
つわりがつらい時は無理をせず、体を休めるようにしましょう。
つわりは個人差があるので、なかなか周りの人たちに辛さを分かってもらえないこともあると思いますが、お腹の赤ちゃんのためにもゆっくりできるときはゆっくりすることが大切です!
自分にできる仕事があれば積極的に取り組むようにして無理をせず、バランスをとりましょう。
②流産しないように気をつける


保育士をしていると子どもを抱っこしたり乳母車を押したりと肉体労働がとても多いです。
乳母車は押すだけなので、楽かなと思われて任せられることも多いと思いますが、乳母車に3人も4人も子どもが乗っていると、お腹に力を入れて押すことになります。
坂道や砂利道などはたくさんの力が必要なのでとても大変です。
また運動会やお遊戯会などの行事の前には残業や持ち帰り仕事が多くあることも珍しくありません。
園外への散歩や遠足の時は、子どもたちの安全に気をとられていると、自分の身体の事まで考える余裕はありません。
無理をすると体に負担がかかり流産の危険性もあるので、これくらい大丈夫…と安易に判断せず体に負担がかからないように仕事をしましょう。



他の保育士たちと同じように頑張りすぎないようにしてくださいね!
③感染症にかかりやすくなるので気をつける


妊娠中は免疫力が低下します。集団で活動を行う保育園では、秋から冬にかけて感染症が流行しやすくなります。特にインフルエンザや胃腸炎などの感染症が流行しやすいです。
妊娠中は薬の服薬にも注意が必要なので、病気に感染しないようにマスクをはめたり、手洗いうがいをこまめにしたりして充分に気を付けましょう。
④保護者への報告は園長や主任と相談してから


保護者への報告のタイミングは自分だけで勝手に判断することなく、園長や主任と相談してからにしましょう。
年度の途中で担任が変わる場合は、保護者や子どもたちが不安に思うことも多いと思います。
仲の良い保護者に自分の判断で勝手に妊娠を報告してトラブルになってしまうこともあるので注意が必要です!
園長や主任といつ、どのように保護者に報告するかをしっかり決めてから報告しましょう。
⑤周囲への配慮を忘れないように


妊娠中は仕事の負担を減らしてもらったり、時差勤務を交代してもらったりと周りの人に配慮してもらって当たり前という態度でいると、中には不満に感じる同僚もいるかもしれません。
妊娠しているからといって周りのサポートに甘えるだけではなく自分自身も配慮の気持ちを忘れないようにしましょう。
【体験談】保育士の妊娠報告を何週目にしたのか?仕事中に大変だったこと。


実際に私は心拍が確認できた7週目に園長・主任に妊娠の報告をしました。
園長・主任は「おめでとう!」と祝福してくれ、体調についても心配をしてくれたのでとてもありがたかったです。
続いて、妊娠中に保育士として働いていて大変だった体験談をお伝えします。
つわりの症状は一人ひとり違うと思いますが実際にどんな時に辛いのかイメージしやすいと思うので、無理をしないためにも参考にしてみてくださいね!



私は0歳児クラスの担任でした!
担任が複数いたのでとてもありがたかったです。
給食の匂いがつらい
妊娠中は匂いに敏感になる人も多いと思います。
私が働く保育園では給食の時間に子どもたちと一緒に食べることはなかったのですが、給食の匂いを嗅ぐととても気分が悪くなることが多かったです。
事前に主任に伝えておいて、給食の時に突然席を外しても大丈夫なように体制を整えてもらったり、気分が悪くなったらすぐに座れるように椅子を準備して体を休めるようにして対応していました。
子どもが泣いているときにすぐに抱っこしてあげられない
0歳児、1歳児、2歳児クラスだと子どもが泣いていると抱っこをしてあやしたり、子どもから抱っこを求められることが多いと思います。
しかし10㎏以上の子どもをずっと抱っこしているとお腹が苦しくなったり張ってしまうことがあったので、抱っこをするのを他の保育士に代わってもらうことが多かったです。



複数担任の場合は、ペアの保育士にも早めに妊娠報告をしておくことをおすすめします!
トイレに行く頻度が増えて大変
妊娠中に排尿回数が増えることは、起こりがちな症状のひとつです。
実際に私も1時間に何回もトイレに行きたくなって困りました。
私は過去に膀胱炎になってとても辛い思いをした経験があるので、トイレに行きたくなったら我慢せずすぐに行くようにしていました。
複数担任だったので、すぐにトイレに行くことができましたが、一人担任の場合は交代の先生が来るまで待っていたり、我慢してしまうこともあると思います。
膀胱炎になってしまうと本当に大変ですので絶対に我慢しないでトイレに行くことをおすすめします。
ジャージがきつくて大変
私の仕事時の服装は、ジャージにTシャツまたはトレーナーといった格好です。
ジャージのウエストはゴムなので、特にマタニティ用のジャージは必要ないかなと考えて購入せずに過ごしていたのですが、以下のような状態になりました。
- おなかのふくらみが目立ち始める5ヶ月頃からお腹にちょうどウエストのゴムが少し食い込むように
- 骨盤ベルトをはめてからさらにジャージを履くとパンパンで立ったり座ったりが大変
- 8ヶ月頃にはウエストをお腹の下にするしかなくなる…そうするとズボンの裾が床につく
私は結局7ヶ月頃にマタニティ用のジャージを購入しましたが、値段もお手頃なのでもっと早くから購入すれば良かったと後悔しました。
マタニティ用のジャージは店舗で見かけることはなかったので、ネットで購入するのがおすすめです。
私はマタニティージャージランキング1位の下記の商品を色違いで3枚購入しましたが、産休に入る妊娠後期までしっかり使えて、値段も安く、圧迫することもないのでお腹への負担も少ないです!


まとめ:保育士の妊娠報告は早めにつたえましょう!
保育士の妊娠報告について、子どもを抱っこしたり、走ったり、乳母車を押したりと肉体労働がとても多いので妊娠が分かったら妊娠初期に早めに上司に報告をすることをおすすめします。
つわりは個人差もありますが突然始まるので、急な体調の変化にもすぐに対応してもらえるように妊娠6週目頃には伝えましょう。
流産や感染症などの不安も多いと思いますが、体調が悪いときは無理をせず、お腹の赤ちゃんと自分の身体を大切にして仕事をするようにしましょうね。
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